こんにちは。ござるです。
筆記試験が迫ってくる中、受験生の皆さんもラストスパートの勉強に差し掛かっているのではないでしょうか。
「受験は直前期が一番大切」と言われますが、実際に直前期の過ごし方次第で、試験当日の点数がガラリと変わってきます。
なので、今回は僕が受験生だった時の経験も踏まえて、筆記試験の点数をあげるために「直前期にやっておきたいこと」を解説していきたいと思います。
直前期にやっておきたいことリスト
1.勉強していない科目で出来そうなものはないか確認する
直前期にやっておきたいことの1つ目は「勉強していない科目で出来そうなものはないか確認する」です。
公務員試験は科目数が膨大ですから、受験生の皆さんは「捨て科目」にしようとしている科目があると思います。
しかしながら、筆記試験で合格する確率を上げるためには「捨て科目」はひとつでも少ないほうが良いのが事実です。
なので、試験直前に余裕があるのであれば、「捨て科目」も勉強するのをオススメします。
無理にする必要はないけどね!
試験直前でも、やれば間に合うかもしれないかもしれない科目を挙げておきます。
資料解釈
資料解釈は「数的処理」のおまけみたいなイメージの科目かもしれませんが、国家一般職、専門職では3問出題されますし、特別区では4問出題されるため、これらを受験する人は是非取り組みたい科目です。
資料解釈は解き方のコツを覚えてしまえば、点数の取れる科目ですし、2周間以内で仕上げることが出来るので、時間があれば取り組みたいですね。
オススメの参考書は「畑中敦子の資料解釈の最前線!」ですが、スー過去で問題演習から始めるのもアリだと思います。
人文科学
人文科学は主に「日本史」「世界史」「地理」の社会系暗記科目です。
僕は以前こちらの記事で人文科学は頻出分野に絞って勉強するのをオススメしました。
スー過去で自分の受ける試験種の出題傾向をつかんで、出題されやすい分野の暗記をすることでコスパ良く点数が取れる勉強法です。
実際、頻出分野に絞って勉強すれば、試験2ヶ月前でも、ギリギリ間に合うと思います。
参考書は「スーパー過去問ゼミ人文科学」と「寺本康之の人文科学ザ・ベスト ハイパー」がおすすめで、「スーパー過去問ゼミ」は出題傾向と問題演習、「寺本康之の人文科学ザ・ベストハイパー」はインプットで用います。
暗記科目は直前まで伸びるので諦めずにやる価値はあるよ!
自然科学
自然科学は「数学」「物理」「化学」「生物」「地学」が出題されますが、理系科目が苦手な人などは捨ててしまうかもしれません。
しかし、直前期でも科目を絞れば、間に合う可能性があります。
オススメは「化学」と「生物」に絞って勉強することです。
「化学」と「生物」は中学・高校で勉強したことがある人が多く、「生物」に至っては理系科目が苦手な人でも取り組みやすいので、点数が取りやすいと思います。
参考書は「スーパー過去問ゼミ自然科学」や中学・高校で使用した教科書が良いかなと。
一応「速攻の自然科学」という短期間で仕上げられる参考書もあるのですが、実際に使用してみて「付け焼き刃の対策」って感じだったので、あまりオススメできないです。
2.「数的処理の問題演習」と「英語長文の音読」を毎日する
直前期にやっておきたいこと2つ目は「数的処理の問題演習と英語長文の音読を毎日すること」です。
「数的処理」は勉強しないと「感覚」が鈍ってしまうので、できるだけ毎日取り組むようにしましょう。
直前期に大幅な点数アップは期待できないかもしれませんが、今の実力を維持するためにも解くのをを辞めたりしないでくださいね。
もうひとつ「英語長文の音読」は、本番に英文がスラスラ読めるようにするためです。
出題される英文は共通テスト(センター試験)レベルの問題ですが、英文に慣れておかないと英文が頭に入ってこなかったり、解くのに時間がかかったりするかもしれません。
過去問や問題集の英文を頭で意味を理解しながら音読すれば、本番には全問正解できる感覚になっていると思います。
3.試験本番の時間配分を確認する
最後にやってほしいのは「試験本番の時間配分を確認する」ということです。
公務員試験は時間に余裕がないので、あらかじめ科目ごとに解く時間を決めておくのが大切です。
解く時間を決めておけば、「時間がなくて解けなかった」を回避することができるので、得点を最大化させることができます。
時間配分の詳しい決め方については「公務員のライト」さんの記事にわかりやすく書かれているので、ぜひチェックしてみてください。
以上、「直前期にやっておきたいことリスト」でした。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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