こんにちは。ござるです。
今回は、「公務員を目指す人のための自己分析のやり方」ってことで、面接で重要な「自己分析」を「公務員志望の方向け」に解説していきます。
就活をしていると「自己分析」という言葉を多く聞くと思いますが
自己分析って何でするの?
自己分析をするメリットがわからない
と思っている人もいるのではないでしょうか。
なので、まず最初に「自己分析をする目的とメリット」について簡単に説明します。
自己分析をする目的とメリット
まず、「自己分析」をする目的ですが
- 自分の性格や強みを理解するため
- 企業(自治体・官庁)選びの軸を明確化するため
この2つが大きな目的です。
そして「自己分析」をすることで多くのメリットが得られます。
- 自分がやりたい・向いている自治体・官庁を見つけることができる
- 面接カードをスムーズに書けるようになる
- 自分の強みと弱みを理解できる
- 面接の回答に具体性が生まれるので、説得力を高めることができる
面倒くさいように思える「自己分析」ですが、面接に合格するために必要な作業なので、はじめにサクッとやっちゃいましょう。
では、これから「自己分析」のやり方について解説しますが、その前に知っておいてほしいことがあります。
自己分析をする前に「公務員に求められる強み」を知っておこう
受験生の皆さんには、自己分析をする前に「公務員に求められる強み」について知っておいてほしいです。
なぜなら、「自己分析」の結果から得た「自分の強み」と「公務員に求められる強み」のちょうど重なり合うところが「あなたが面接でアピールするべきポイント」だからです!
「自分の強み」であったとしても、それが「公務員に求められる強み」にマッチしていなければ、面接官に刺さるアピールとはならないですし、
逆に「公務員に求められる強み」の中から選んでも、それが「自分の強み」でなければ、面接で具体的なエピソードを話せず、回答に説得力をもたせることができません。
なので、自己分析を進めるうえで、「自分の強み」の中で「公務員に求められる強み」に当てはまっているものはないかを考えながら「自己分析」を進めてほしいんです!
公務員に求められる強み
- コミュニケーション能力
- 対人折衝力・調整力
- 継続力・粘り強さ
- 協調性
- 責任感
- 傾聴力
- 思いやり
- 気配り
- 環境適応能力
- 努力家
- 主体性
- 向上心
公務員に求められる強みをざっと挙げてみました。(他にもあるはず…)
これらに共通するイメージとしては、「真面目にコツコツと周りの職員と協力して、国民のために働ける人」です。
このイメージをもっていれば、「自治体・官庁の求める人材像」に大きく外れることはないはず!
前置きが長くなってしまいましたが、ここから「自己分析」のやり方について解説していきます。
自己分析のやり方
自己分析のやり方をステップ別で解説します。
僕が紹介するやり方はシンプルですが、即効性があり、自己PR等を書けるようになることに直結しています。
STEP1 自分の過去のエピソードをノートなどに洗い出してみる
まず、「自分の過去の出来事」を全部洗い出しましょう。
自分の記憶に残っている出来事であれば、なんでも良いのでとにかく書き出してみましょう。良いことでも悪いことでも構いません。
小学校時代〜大学時代(社会人時代)まで書き出せるのが理想ですが、時間がなければ、高校時代〜大学時代(社会人時代)まで書き出してみましょう。
高校時代
- サッカー部のキャプテンを務め、チームをまとめた
- 大学受験はコツコツと勉強を続け、志望校に合格した
- 友だちを笑顔にすることが好きでムードメーカーだった
- 好きな子がいても、振られるのが怖くて告白できなかった
- クラスで自分のことを嫌っている人がいないか気になっていた
大学時代
- サークルでは積極的にメンバーに話しかけて、全員が楽しめる雰囲気づくりを心がけた
- TOEICの勉強を続け、700点取れるようになった
- 英語をもっと喋れるようになりたいと思い、海外留学をした
- 就活では、公務員か民間企業か最後まで悩んだ
- 人見知りなところがあり、初対面の人と上手く話せない
例でいくつか作ってみたよ!理想はたくさん書き出すことだね!
STEP2 書き出したエピソードをもとに自分の強み・弱みを考える
STEP1で過去の出来事が書き出せたら、次は、そのエピソードを整理しながら自分の強み・弱みを見つけていきます。
強み
- サッカー部のキャプテンを務め、チームをまとめた→リーダーシップ
- 大学受験はコツコツと勉強を続け、志望校に合格した→粘り強さ
- サークルでは積極的にメンバーに話しかけて、全員が楽しめる雰囲気づくりを心がけた→気配り
- 英語をもっと喋れるようになりたいと思い、海外留学をした→主体性
弱み
- 好きな子がいても、振られるのが怖くて告白できなかった→心配性
- 人見知りなところがあり、初対面の人と上手く話せない→人見知り
こんな感じでエピソードから強み・弱みを考えてみてください。
面接で使える強み・弱みについては、就活サイトの記事が参考になると思うから、テキトーに検索かけて読んでみて!
STEP3 「公務員に求められる強み」と照らし合わせ、軸で行く強みを見つける
STEP2で「自分の強み」が見つけられたら、「公務員に求められる強み」と照らし合わせてみましょう。
2つの強みが重なるところが、「あなたが面接でアピールするべきポイント」でしたね!
例では、自分の強みが
- リーダーシップ
- 粘り強さ
- 気配り
- 主体性
でした。
どれも良い強みではあるのですが、公務員の就活ということを考えるのであれば、僕なら「リーダーシップ」は候補から除外しますね。
悪い強みではないんですが、公務員に求められる性質を考えた時に、どちらかというと「調整力」とか「気配り」みたいに「周りの人と連携して上手く業務をする能力」を優先してアピールしたいですね。
残りの「粘り強さ」「気配り」「主体性」は、「公務員の求められる強み」としてはどれを選んでも良さそうです。
迷ったら、エピソードの内容が話しやすいものをオススメします。
軸としてアピールする強みが決まったら、あとは強みの根拠となるエピソードを深ぼっていけば自己PRが作れます。
以上が「自己分析のやり方」です。
最後の方は「自己PRの作り方」みたいになりましたが、僕はこのくらいシンプルで簡単なもので十分だと思っています。
【番外編】自己分析ツールを使ってみるのもアリ!
最後に番外編ですが、「自己分析」をするひとつの手段として、「自己分析ツール」を使ってみるのも良いかもしれません。
登録が面倒くさいのが欠点ですが、そこを我慢すれば、無料で使えるので、試す価値はあると思います。
暇だったので、就活生でもないのに色々「自己分析ツール」を試してみました。
その中で、一番良いと思ったのは、「適性診断AnalyzeU+」です。
OfferBoxに登録すれば、無料で使えます。
実際にやってみると、質問が非常に長く、思ったより大変でしたが、最後の分析はしっかりしていたので良かったです。
まとめ
- 公務員を目指す人のための自己分析は、まず「公務員に求められる強み」を知ることから!
- 自己分析のやり方
- STEP1 自分の過去のエピソードをノートなどに洗い出してみる
- STEP2 書き出したエピソードをもとに自分の強み・弱みを考える
- STEP3 「公務員に求められる強み」と照らし合わせ、軸で行く強みを見つける
- 自己分析ツールを使ってみるのもアリ!
以上になります。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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