【公務員試験】経済学は捨ててもいい?→基本NG。苦手でも戦える理由

ござる

こんにちは、ござるです。

経済学、マジで何言ってるかわからない…

グラフと数式のせいで、心が折れそう…

そんなふうに感じていませんか?

正直、僕もまったく同じでした。
経済学の授業を聞いても、教科書を読んでも頭に入らず、

ござる

もうこの科目、捨てたほうがいいんじゃ…?

と思ったこともあります。

でも、結論から言うと——
経済学を捨てるのはNGです。

苦手でも戦える方法はありますし、
僕自身も経済学を“苦手科目”から“得点源”に変えることができました。

この記事では、

  • 経済学を捨てるのが危険な理由
  • 苦手でも戦える勉強法
  • 逆に「捨ててもいい」ケース

を、実体験を交えながら解説していきます。

目次

結論:公務員試験の経済学を捨てるのはNG

まず結論ですが、
経済学を完全に捨てるのはNGです。

理由はシンプルで、出題数が多く、得点源になりやすいから。

経済学の出題数(目安)

スクロールできます
試験区分出題数備考
国家一般職10問(ミクロ5問・マクロ5問)選択科目
地方上級(全国型)9問必須
特別区(東京)10問(ミクロ5問・マクロ5問)選択科目
市役所(A日程)11問必須

これだけの配点を“丸ごと捨てる”のは、かなりリスキー。
得点の柱を1本失うようなものです。

とはいえ、国家一般職や特別区など、選択で外せる試験もあります。
その場合は「他の科目でしっかり戦えるなら」捨てる選択もアリ。

ただし、多くの受験生にとって経済学は安定して点を取れる科目なので、基本的には「逃げずに向き合うほうが合格に近い」です。

💡「他の専門科目はどれなら捨ててもいいの?」と気になる人は、下の記事もチェックしてみてください👇

ござる

では次に経済学が難しいと感じる理由と、
苦手でも戦える考え方を見ていきましょう。

経済学が難しいのは当たり前。みんな最初は解けない

経済学、何回やってもわからない…

過去問を開いた瞬間、眠くなる…

正直、それが普通です。

公務員試験の科目の中でも、経済学は最初の壁が高い科目です。
グラフ・数式・理論、どれを見ても「なんでそうなるの?」って思いますよね。

でも安心してください。
経済学が難しく感じるのは、みんな同じ。
最初からスラスラ解ける人なんて、ほぼいません。

しばまる

え、そうなの?自分だけ頭悪いのかと思ってた…

ござる

大丈夫。みんな最初は“意味不明ゾーン”を通るから!

僕も最初は、経済学が壊滅でした。
でも、そこから勉強のやり方を変えたら、最終的には8割正解を取れるまでになったんです。

🧮 数学は高校レベルで十分

経済学の問題を見て「数学ができないと無理そう…」と思う人も多いですが、
実際は高校レベルの数学で十分対応できます。

僕が実際に使ったのは、この3つだけ👇

  • ✏️ 連立方程式
  • 🧠 微分
  • 📈 指数の計算

分数・四則演算・グラフの読み取りができれば、大学レベルの数学は不要です。

しばまる

え、そんなもんでいいの!?

ござる

うん!公式を覚えて、同じパターンを繰り返せば大丈夫!

💡 理解より“解ける感覚”を優先しよう

経済学を伸ばすコツは、理解より“解ける感覚”を優先すること。

「理論を完全に理解しよう」と思うと、時間がいくらあっても足りません。

それよりも

なんかよくわからないけど、解けるな

という状態を目指すほうが圧倒的に早いです。

最初のうちは、問題集を解いて“手を動かす”だけでOK。
理解はあとから自然についてきます。

苦手な人でも戦える経済学の勉強法

苦手な人の経済学の勉強は、次の3ステップで進めていくのがおすすめです👇

1️⃣ まず、過去問をざっくり見て“全体像”をつかむ
2️⃣ 参考書でサクッとインプット
3️⃣ 過去問で“パターン暗記”を重ねる

順番に解説していきますね!

📘①まずは過去問をざっくり見てゴールを知る

「まずはインプットから!」と思うかもしれませんが、最初に過去問を見ておくことが超重要です。

過去問=あなたが本番で解く問題そのもの。

だから、最初に“どんな問題が出るか”をざっくり見ておくと、「どのくらい難しいのか」「どこまで理解すればいいのか」が一瞬でわかります。

しばまる

でも、見ても全然わからんかったら意味ないじゃん…

ござる

大丈夫!最初は“雰囲気を知る”だけでOK!

ここでは“問題を解く”よりも、
「なんかこんな感じの問題が出るんだな〜」くらいの感覚で大丈夫です。

📚 ②理解用参考書でサクッとインプット

次にやるのはインプット
でもここで大事なのは、時間をかけすぎないこと。

インプットの目的は、「ざっくり理解して、過去問に入る準備をする」だけです。

僕の場合は、1冊の参考書を3周ほどしてから過去問演習に入りました。

  • 🌀 1周目:流し読み(ざっくり全体像)
  • ✏️ 2周目:理解が浅い部分をマーカー
  • 🔁 3周目:マーカー部分だけ復習
しばまる

え、3周も!?そんなにやるの?

ござる

1周目は速読だから!1冊をじっくりやるより、何度も軽く回した方が頭に残るんだ💡

経済学は“覚えるより慣れる”が大事なので、
長時間インプットするよりも短時間×回数重視でOKです。

🧠 ③過去問で“問題パターン暗記”を重ねる

インプットが終わったら、いよいよアウトプットの時間。
ここが一番重要です🔥

最初はまったく解けなくてもOK。
何度も繰り返すうちに、 “同じような問題”が何度も出てくることに気づきます。

あ、この問題どっかで見たことある!

このグラフはたぶんこのパターンだ!

そんな瞬間が増えてくると、一気に得点が伸びます。

しばまる

なるほど…じゃあ、問題を暗記するくらいの気持ちでやるんだね

ござる

そう!“理解しよう”より“再現できるように”のほうが早い!

苦手な人ほど、「問題+解き方セットで覚える」のがおすすめです。

この3ステップを繰り返すだけで、
「経済学=苦手科目」から「なんか点取れるかも!」に変わっていきます✨

公務員試験の経済学で使う参考書【初心者向け2冊】

🧩 インプット用参考書(理解を深める1冊)

経済学が苦手な人にまず使ってほしいのが、
👉 『最初でつまずかない経済学』(実務教育出版) です。

タイトルの通り、「つまずかない構成」になっていて、最初から読んでも「置いていかれる感」が少ないのが特徴。

  • イラストと図解が多くて、頭にスッと入る
  • 難しい公式や理論も“やさしい順”に並んでる
  • ミクロとマクロを同時に進めても混乱しにくい
しばまる

タイトル通りで安心感あるね〜

ござる

そうそう。経済アレルギーがある人こそ、この1冊から始めてほしい!

僕が使って一番よかった本がこちら👇(ミクロ編を紹介していますがマクロ編もあります)

🧠 アウトプット問題(過去問で得点力アップ)

インプットが終わったら、
あとは過去問で“問題パターン”を体で覚えることが大事です。

ここでおすすめなのが👉 『スー過去(新スーパー過去問ゼミ7)(実務教育出版)』

公務員試験の王道中の王道。
問題数が多く、出題傾向を体感しながら覚えられるのが魅力です。

同じ問題を2〜3回解くことで、
「あ、これ前も見たやつ!」と反射的に解けるようになる。

しばまる

スー過去ってボリューム多いけど、全部やる必要ある?

ござる

いや、最初は基本問題だけでOKだよ!基礎を徹底しよう

紹介した本がこちら👇(ミクロ編を紹介していますがマクロ編もあります)

💬 まとめ:参考書は「王道+つまづかない」が正解

  • 🧩 インプット用:最初でつまづかない経済学(理解重視)
  • 📘 アウトプット用:スー過去(演習重視)

この2冊を回すだけで、経済学は十分戦えます✨
あれこれ浮気せず、「王道×繰り返し」が最強です。

ここまで読んでくれたあなたなら、
「経済学もやり方次第で戦える!」という感覚がつかめたと思います💪

でも中には、

どうしても捨てたい…

という人もいるはず。

そんな人のために、ここからは
👉 “捨ててもいい人”の条件を正直にお話しします。

経済学を“捨ててもいい人”はこのタイプだけ

🧭 国家一般職・特別区など、選択から外せる人

経済学は試験によっては選択科目になっています。
たとえば👇

試験区分科目扱い備考
国家一般職選択科目16科目中8科目選択
特別区(東京)選択科目11科目中8科目選択

このように、出題科目を選べる試験では、
他の得意科目でカバーできるなら“経済学を外す”のもアリです。

ござる

ただ、併願で地方上級などを受ける人は現実的にできないね…

⏰ 試験までの時間が極端に少ない人

本番まであと数週間しかない…という人は、
経済学を完璧に仕上げるのは非現実的です。

経済学は慣れるまで時間がかかる科目なので、
直前期に焦って始めるよりも、他の科目で確実に得点する戦略のほうが有効な場合があります。

しばまる

直前期でゼロから経済学はキツいもんね💦

ござる

そう。焦って詰め込みより、 “取れるとこで確実に取る”のも立派な戦略!

⚠️ 注意:中途半端な捨て方は一番危険

経済学を“ちょっとだけ”やって中途半端に終わるのが、
実は一番もったいないパターンです。

少し手を出したけど、結局理解できなかった

どっちつかずで他の科目も伸びなかった

こんな状態になると、得点効率が最悪になります。
捨てるならスパッと、やるならしっかり。どちらかを明確に決めましょう。

✅捨てるのは“最終手段”

  • 国家一般職・特別区などで科目選択ができる人
  • 残り期間が極端に短い人

これらに当てはまる場合のみ、
「経済学を捨てる」という判断もアリです。

でも、それ以外の人は——
やっぱり経済学は“逃げずにやった方が得”。
一度“解ける感覚”を掴むと、他の受験生に差をつけやすい科目です💪

まとめ|経済学は“完璧に理解しなくてもいい”。解ければ勝ち

この記事では、公務員試験の経済学は捨てるべきかについて解説してきましたが、結論として言いたいのはこれです。👇

💡 経済学は「理解」より「解ける」が大事。

公務員試験の経済学は、学問として理解する必要はありません。

「よくわからんけど、解ける」
この状態になれれば、それで合格点は取れます。

しばまる

なんか勇気出てきた!“理解できなくてもいい”って救われるわ

ござる

そうそう。苦手でも、“点が取れれば勝ち”なんだ!

僕自身、経済学が大の苦手でしたが、
勉強の仕方を変えてから8割取れるようになりました。

もし今、あなたが経済学に絶望しているなら、
焦らず・諦めず、少しずつ“解ける感覚”を積み上げていきましょう💪

やがて経済学がスラスラ解けるようになりますよ!

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この記事を書いた人

現役市役所職員/独学で地方上級・国家一般職試験に合格。
学力に自信がない状態からのスタートでしたが、試行錯誤を重ね、合格につながる勉強戦略を確立しました。
このブログでは、実際に使って合格につながった勉強法・出題傾向・モチベ維持のコツを、「必要なことだけ」わかりやすく発信しています。
かつての自分のように「何から始めればいいかわからない」受験生の支えになれたら嬉しいです。
地方公務員として副業は行えない立場のため、このブログは収益目的ではなく、純粋に受験生支援を目的として運営しています。

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