こんにちは。ござるです。
今回は
公務員試験は独学でも合格できるの?
独学はやっぱりきついのかな?
こんな受験生の疑問に答えていきます。
僕は大学生の時に公務員試験を独学で勉強しました。
そのときの経験を踏まえて、独学で勉強することに対する感想を正直に話したいと思います。
独学の「良い面」も「悪い面」も本音で書いているので、少しでも参考になれば幸いです。
結論:公務員試験は独学で合格できるけど精神的にきつかった。
公務員試験が終わって率直な感想がコレです。
- 「ぶっちゃけ独学でも十分合格できる試験だった」
- 「独学は思ってたより精神的にきつかった」
という2つの感想です。
独学をしてみて、勉強面で困ることはほとんど無かったけど、精神面でしんどかったというのが本音ですね。
では、独学についてもう少し詳しく見ていきたいと思います。
独学で勉強して良かった点ときつかった点を下記にまとめました。
公務員試験を独学で勉強して良かった点
1.勉強面で困ることはなく、むしろ効率的に勉強できた
正直、独学をしてみて、勉強面で困ることは特に無かったですね。
解説を読んでも分からないから予備校の先生に教われば良かった
なんてことは感じなかったですね。
なぜなら、公務員試験では広く浅い知識が求められるため、問題の難易度自体はあまり高くないからです。
つまり、やればやるだけ伸びるのが公務員試験であり、合格するために必要なことは、「より多く勉強すること」なんですね。
公務員試験では、授業を受けないと理解出来ない科目はほぼ無いですし、どの科目も自学自習で十分対応できるので、独学で成績が伸びるかどうかは心配しなくて大丈夫ですよ。
むしろ独学の場合、自分のペースに合わせて勉強することが出来るので、自分の苦手な科目は重点的にやったり、得意な科目はそれほど時間をかけないなどして効率よく勉強することが出来ました。
なので、自分の現状に合わせて勉強できるのは、独学の強みだと思います。
2.予備校や大学の講座と比べて費用が安い
2つ目は、「費用が安いこと」です。
どうせなら費用を抑えて合格したいですよね。
予備校と大学の公務員講座のそれぞれの費用は、大体ですが
- 予備校の費用は20万~40万円
- 大学の講座の費用は15万~30万円
に対して
- 独学の費用は大体7万円~9万円 (僕は参考書代6万円、模試代2万円の合計8万円でした)
予備校や講座のおよそ3分の1の費用に抑えることが出来ます。
僕は予備校に通うお金が無かったので、独学を選びましたが、安く済ませることができたので、とても満足しています。
安いに越したことはないよね!
ここまで、「独学で勉強して良かった点」について話してきましたが、ここからは逆に「独学で勉強してキツかった点」を話していきたいと思います。
公務員試験を独学で勉強してきつかった点
1.モチベーションを保つのが難しく、しんどかった
独学をしてみて最もしんどかったのが、モチベーションを保つことです。
今振り返っても、「きつかった」という感想が出てきます。
独学は、予備校や大学の講座と違って、自主的に勉強しなければいけないので、やる気を保ち続けるのが結構しんどいです。
予備校や大学講座で強制的に勉強させられた方が精神的には楽なんだろうね…
公務員試験に合格するには、大体1000時間の勉強が必要で、計算すると、1日3時間の勉強を1年間続けないといけないんですよね。
長丁場の戦いの中で、途中でやる気がでなくなったりもして、自主的に勉強し続けることの難しさを痛感しました。
独学で勉強するのであれば、モチベを保つために
- 友達と切磋琢磨しながら勉強する
- 図書館に行くなど勉強する環境を変える
- たまには息抜きする時間を作る
上記のように工夫しながら勉強するのが大切かなと思いますね。
結局は自分次第で、合格への強い気持ちがあれば、乗り越えることは出来ると思うのですが、続ける自信がない人には独学はあまりオススメしません。
2.情報不足になりやすい
もうひとつキツかった点は、「情報不足になりやすい」ということです。
独学の人は、自ら公務員試験の情報を手に入れないといけないんですね。
例えば、勉強法や勉強スケジュール、面接対策だったりと、予備校で教えてくれることは全部自分で学ばなければいけません。
個人的には情報収集も独学の楽しい面だと思うのですが、おろそかにすると取り返しのつかないことになってしまいます。
僕の体験を話すと
国家一般職では、筆記試験が終わってからすぐに業務説明会というものが各官庁で開催されるのですが、この業務説明会への出席は採用に影響します。
しかし、僕は一切知らなかったので、気づいたときには志望官庁の説明会は既に定員になっていました。
たまたまキャンセルが出たので出席できましたが、出席できなかった場合を思うとゾッとしますし、情報収集を怠ってはいけなかったと反省しています。
なので、僕みたいにならないように、独学で勉強する人は情報収集を怠らないようにしてほしいと思います。
ネットに役に立つ情報を教えてくれるサイトはたくさんあるので、しっかり情報収集に時間をかけてください。
このブログも参考にしてくれると嬉しいな!
ここまで独学で勉強する良い点ときつい点をお伝えしましたが
結局、自分はどっちにすれば良いのだろう
と悩む人もいるはず。
なので、最後にあなたが独学で合格できるかの基準をお話します。
「自己管理ができる人」は独学でも合格できる
公務員試験を独学でも合格できる人は、ズバリ「自己管理ができる人」です。
ぶっちゃけこれを基準に判断していいと思います。
上でもお伝えしましたが、独学の最もきつい点は「モチベ」です。
つまり、自己管理ができるかが非常に重要になってきます。
例えば、今までのあなたの生活を振り返って
- 自分が今日やると決めたことは出来ているか?
- 嫌なことから逃げてスマホばかり見ていないか?
自問自答してみてください。
そして
自分は自己管理できないタイプだな
と思った人は、独学で勉強するのはやめておいたほうが無難です。
素直に予備校や通信講座を受講したほうが合格できるでしょう。
逆に
自分は自己管理できるほうだ
と思った人は、独学でも合格できる可能性は十分にありますので、挑戦する価値アリです。
結局は勉強を続けられるかどうかなので、「自己管理」をひとつ基準にして考えてみてください!
自分にあった勉強のやり方で公務員試験に合格しよう!
今回は、「公務員試験は独学で合格するのはきついか」について解説しました。
結論、独学で合格できるけど、精神的にきつかったという話です。
どちらが良いかは人それぞれだと思うので、自分にあったやり方で勉強してみてください。
このブログでは他にも公務員試験に関する記事を書いているので、良かったら見てください。
以上になります。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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