こんにちは。ござるです。
今回は
公務員試験の専門科目の捨て科目が知りたい
こんな疑問に答えていきます。
公務員試験の科目数は非常に多く、範囲も膨大なため、優先順位が低く、勉強してもコスパが悪い科目は、思い切って捨ててしまうのも一つの手です。
そこで、この記事では、公務員試験の専門科目の中で、ぶっちゃけ捨てても問題ない「捨て科目」はコレだというのを解説します。
少しでも参考になれば幸いです。
教養科目の「捨て科目」については【公務員試験】教養科目の「捨て科目」はコレだ!こちらの記事で解説しています。
基本的に出題数の少ない科目が「捨て科目」の候補になる
公務員試験は、科目によって出題数がバラバラです。
出題数の少ない科目=重要ではない科目
なので、「捨て科目」にする際もこういったものを選ぶのがセオリーです。
試験によって、科目の出題数は変わってくるので、まずは、自分の受ける試験の出題数を把握してほしいと思います。
各試験の出題数
科目 | 国家一般職 | 地方上級(全国型) | 市役所(A日程) | ||||
行政 | 政治学 | ★5 | 2 | 3 | |||
行政学 | ★5 | 2 | 3 | ||||
社会政策 | 3 | 3 | |||||
国際関係 | ★5 | 2 | 2 | ||||
法律 | 憲法 | ★5 | 4 | 4 | |||
行政法 | ★5 | 5 | 5 | ||||
民法Ⅰ | ★5 | 4 | 4 | ||||
民法Ⅱ | ★5 | ||||||
刑法 | 2 | 2 | |||||
労働法 | 2 | 2 | |||||
経済 | ミクロ経済学 | ★5 | 9 | 11 | |||
マクロ経済学 | ★5 | ||||||
財政学 | ★5 | 3 | 3 | ||||
経営学 | ★5 | 2 | |||||
社会学 | ★5 | ||||||
心理学 | ★5 | ||||||
教育学 | ★5 | ||||||
英語(基礎) | ★5 | ||||||
英語(一般) | ★5 |
国家一般職は16科目の中から8科目を選択して40題解くタイプになっています。(★のついているのが選択できる科目です。)
では、ここからは具体的に何を捨てるべきかについて解説していきます。
【地方上級・市役所志望向け】専門科目の捨て科目
まず、地方上級・市役所志望向けの捨て科目について解説していきます。(国家一般職を併願で受ける方もこちらを参考にしてください。)
【捨てるべき★★★】刑法
刑法は、地方上級や市役所では2題程度の出題で、内容もそれほど簡単ではないので、真っ先に考えられる捨て科目候補でしょう。
時間があればやる程度で構いません。
捨てても大丈夫!
【時間がないなら捨てる★★】経営学、労働法
経営学と労働法は、時間がなければ捨ててしまうのもありだと思います。
経営学は、国家一般職で出題される問題を見ても、年によって難易度に差があることが多く、得点科目として期待できないことから、あまりメリットがない科目かもしれません。
労働法は刑法と比べると、内容も馴染みやすいものが多く、取り組みやすい科目だと思いますので、時間があれば勉強してもいいと思います。
しかし、2題しか出題されませんので、捨ててしまってもさほど問題ないですね。
やるなら労働法がオススメ!
【点を稼ぐために取り組みたい★】政治学、行政学、社会政策、国際関係、財政学
こちらの科目は点を稼ぐために是非取り組んでほしい科目ですね。
「こんなに多くも勉強できない」と思うかもしれませんが、政治学、行政学、社会政策、国際関係の政治分野の4科目は参考書ひとつだけで十分対策できちゃうんです!
それがこちらの「まるごとパスワードneo2」です。
受験生の間で人気のベストセラーの参考書で、直前期に何周も繰り返し読むだけで、まるごと行政科目の対策が済むという優れものです。
僕も使っていましたが、試験本番でも暗記した部分がちゃんと出題されたので自信を持ってオススメします。
そして、もうひとつ僕がおすすめしたい科目が財政学です。
財政学は短時間で高得点が狙えるだけでなく、ミクロ経済学やマクロ経済学といった他の科目にも繋がるところがあるので、是非勉強してほしい科目ですね。勉強しただけドンドン伸びるイメージの科目です!
財政学は最新版の「スーパー過去問ゼミ」で対策できますが、財政学は最新のデータで勉強する必要があるので、過去のもので代用しないように注意してください。
【捨ててはいけない】憲法、行政法、民法、ミクロ経済学、マクロ経済学
これらは専門試験の「主要5科目」なので、しっかりと勉強するべきです。
単純に出題数が多いので、捨てることができないんですね。
民法は、内容の難しさや範囲の膨大さから、捨ててしまう受験生が多いようですが、しっかりと覚えてしまえば、安定して点数の取れる「計算できる科目」なので、粘り強く勉強することをオススメします。
民法は覚えてしまえば強い味方!
【国家一般職専願志望向け】専門科目の捨て科目
国家一般職の専門科目は、16科目から8科目選択する方式なので、専願の方は、自分の選択する科目を優先して勉強すると思います。
地方上級や市役所も受けるという方は上の内容を参考にしてもらえばと思いますが、専願の方は捨て科目というよりは、どの科目を選択するかのほうが重要になってきますので、【公務員試験】国家一般職の専門科目は何を選択するべき?の記事を参考にしてください。
以上が公務員試験の専門科目の「捨て科目」に関する記事になります。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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