サクッと解説!公務員試験の面接カード書き方まとめ!

ござる

こんにちは。ござるです。

面接カードの記入欄は「志望動機」や「ガクチカ」のような定番なものから「趣味」や「関心のあるニュース」などどうやって書いたら良いのかイマイチわからないものまで色々ありますよね。

そこで、今回は面接カードの書き方をサクッとまとめてみました。

細かい解説までは踏み込んでいませんが、「こういう風に書いたら面接官に好印象だよ」というアドバイスをしているので、少しでも参考になれば幸いです。

目次

公務員試験の面接カードの書き方

志望動機

「志望動機」は面接カードの中でも力を入れて書くべき項目です。

まず、面接官が「志望動機」でチェックしている部分は「受験生にどれだけ熱意があるか」です。

熱意のある受験生の方が、長い間頑張って働いてくれそうですよね。

ではどうやったら、その熱意をアピール出来るかというと、「自分の実体験を理由にして書く」ということです。

つまり、「志望したきっかけ」になるものは「自分がその官庁や自治体に対して行動を起こしたこと」を書くべきです。

例を挙げると

〇〇市が主催している環境セミナーに参加した際、〇〇市は脱炭素を目標にしていることや、企業や個人と連携してSDGsに取り組んでいるなど、先導的な環境政策を行っていることを知り、魅力を感じたので志望しました。

これは「環境セミナー」という「実体験」をもとに志望動機を作っています。

自らが自治体に対してアクションしており、志望動機に具体性があるため、「志望動機」に説得力を持たせることが出来るんですね。

「実体験」になるものは他にも、「インターンシップ」や「職場訪問」、「説明会」、「町を散歩した」など色々あると思うので、自分が書けそうな「実体験」をもとに書いてみてください。

自己PR

自己PRは、公務員の業務に活かせる「強み」をベースに自己PRを作るのがオススメです。

自己PRに使える「強み」は色々ありますが、公務員の性質上、特に重要だと思われる「強み」ってのがあるんですね。

例えば、「対人折衝力・調整力」。人間関係を円滑にできる人のことですね。

他には「協調性」。組織で働く以上は必要不可欠です。

粘り強さ」、「責任感」、「傾聴力」、「思いやり」、「気配り」、「環境適応能力」、「ストレス耐性」などなど、他にもたくさん公務員として必要な「強み」はあるので、自分にあった強みで自己PRを書いてみてください。

ござる

わからなかったら、「真面目にコツコツと周りの職員と協力して、市民のために働ける人」を想像して書いてみてね!

「自己PR」の作り方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ガクチカ(学生時代に最も力を入れたこと)

ガクチカの作り方としては、個人的には「グループ・組織の中で自分が頑張ったこと」を書くのをオススメしています。

もちろん、学生時代に最も頑張ったことが、「資格取得」など「個人で頑張ったこと」である人もいると思います。

それ自体は素晴らしいことですし、否定するつもりはないのですが、公務員試験の面接においては「グループ・組織で頑張ったこと」を書いたほうが面接官からの印象は良いです。

なぜかというと、公務員になって働く以上は組織の中で上手くやっていかなければいけないからです。

面接官もガクチカで

この人は組織の中で上手くやっていけそうかどうか

しっかりチェックしています。

つまり、ガクチカの内容が「グループ・組織」だと、それだけでアピールにつながるわけなんですね。

具体的にはボランティアやサークル活動、ゼミなどでしょうか。

社会人経験のある方は、前職のエピソードでも良いかもしれませんね。

長所・短所

「長所」は自己PRの選び方を参考に作れば、大丈夫です。

「気をつけなければいけないのは「短所」の方です。

「長所」は自己PRと似ていて自分のプラスの部分を書く訳ですが、「短所」は自分のマイナスの部分を書く訳です。

自ら「弱み」をさらけ出すわけなので、どうやって書いたら良いのか悩みますよね。

受験生の中には、減点を恐れて「短所とも言えないような短所」を書いたりする人がいます。

例えば

自分は愛嬌がないところが短所です

って書かれると

いやいやもっと他に短所があるでしょ!

って面接官は思いたくなります。

要するに、「本当に君はそれが短所だと思っているのかい」と突っ込まれそうな「小さな短所」ではなく、面接官から見ても

あーそういう短所はみんな持っているよね

と共感してもらえるレベルの「短所」をさらけ出すべきなんですね。

それが「素直さ」に繋がり、回答に説得力を持たせることができるので、結果的に良い印象を与える事ができます。

ただ、ひとつ気をつけなければいけないのは、「短所は、業務上差し支えない範囲のものを書く」ということです。

素直に書くべきだからといって「時間にルーズです」とか「人と協力することが苦手です」みたいなことは書くべきではありません。

しばまる

あくまで、業務に支障が出ないものを書くんだね

趣味

「趣味」は基本的に好きなものを書けば良いと思いますが、少しでも好印象を与えるならば「ストレス解消になりそうな趣味」を書くのがオススメです。

例えば、運動なんかはストレス解消になりますよね。

僕は趣味が運動なので書きましたが、ストレス耐性の部分で少しは評価されたと感じています。

ただ、別に無理して趣味を作る必要もないので、ギャンブルみたいな印象が悪そうなものだけは避けて書いてみてください。

ござる

面接官は、趣味の質問から「あなたの人物像」を探ろうとしているよ!印象が悪そうな趣味でなければ、自信を持って答えよう!

関心のあるニュース

「関心のあるニュース」も自分が本当に興味のあるニュースを選んで書いたら良いと思います。

ただ、芸能など公務員の仕事に全く関係ないニュースを選ぶのもどうかと思いますので、ある程度仕事と関連したニュースを選ぶのが無難かなと。

僕は、環境、教育、福祉などの社会問題を取り上げて書きました。

面接カードに記入するだけでなく、「なぜ関心を持ったか」などの深掘り質問がされても対応できるように、ある程度調べておきましょう。

卒論・専攻分野

「卒論・専攻分野」はゼミに所属している人なら普通に書けると思います。

問題はゼミに所属していない人ですが…

何を隠そうこの僕はゼミに入っていなかったので、個人的に勉強していたもので書きました。

まあ、深掘り質問されても答えることが出来そうなものであれば、何を書いても大丈夫だと思います。

働きたい部署・業務

「働きたい部署・業務」は自分が本当にやりたいものを書いたら良いと思いますが、一応理由付けが必要なので、専攻分野と関連付けて書くのがオススメです。

例えば

大学では環境分野を専攻していたので、環境政策課で働きたい

みたいな感じですね。

正直、働きたい部署を書いても、実際に配属される可能性はかなり低いので、理由が言いやすい部署を書くのが良いかなと思いますね。

以上、「サクッと解説!公務員試験の面接カード書き方まとめ!」でした。

ござる

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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この記事を書いた人

現役市役所職員。
受験生の時に独学で公務員試験を勉強をする。
独学で得た知識と経験を発信し、受験生の皆さんの力になりたいと思っています。
「本当に必要なことだけを書く」をモットーに頑張ります。
※このブログは収益化を一切していません。

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