こんにちは。ござるです。
面接試験は筆記試験と比べると、合格の基準がはっきりしていないので、対策がしづらい
こんな風に思っている受験生が多いのではないでしょうか。
確かに一理ありますが、面接で落ちる人にはある程度共通の特徴があります。
そこで、今回は「面接で落ちる人の特徴」を5つ解説していきたいと思います。
この記事で落ちる人の特徴を理解した上で、面接試験に挑んでもらえれば、自分が「落ちる人」ではなく、「受かる人」にきっとなれるはずです!
面接官の立場や心境を考慮した内容となっているで、面接を控える受験生の参考になれば幸いです。
公務員試験の面接で落ちる人の特徴
1.清潔感がない人
まず、1つ目は「清潔感がない人」です。
予備校や対策本などの情報から散々聞き飽きたかもしれませんが、清潔感がない人は面接試験で落ちやすいので、基本的な身だしなみはきちんとしてから面接に望むべきですね。
「清潔感」と言われても、もっと具体的に話してくれないと
と思っている方もいると思うので、例を挙げると
男性であれば
- 髪をワックスやドライヤーでセットする(長髪はNG)
- シワや汚れがないスーツとシャツを着る
- ひげを剃る
- ネクタイはきちんと結ぶ
女性であれば
- 髪が長い場合は後ろでまとめる
- シワや汚れのないスーツとブラウスを着る
- ナチュラルメイクを心がける
- アクセサリーはつけない
このぐらいのことは最低限してから面接に挑むべきですね。
イケメンだとか美人だと言う話ではありません。自分が出来る最大限の清潔感を心がければ全く問題ありません。
面接官はあなたの努力を見ているんだ!
2.態度に落ち着きがない人
2つ目の落ちる人の見た目の特徴は「態度に落ち着きがない」人です。
面接時に、「目線がキョロキョロしている」「座っているときに挙動不審になっている」「話すときに何度も言葉が詰まる」人のことです。
基本的に面接官は受験生の態度を見て
この人はきちんと住民対応が出来るかどうか
を判断します。そのため、面接官から「この人は住民対応がしっかり出来そうな人だ」と思ってもらえる態度をしなければいけません。
意識する点は3つです。
- 面接官の目を見て会話をする
- 面接官に聞こえる声のボリュームでハキハキ喋る
- 背筋を伸ばした姿勢で座り、ゆらゆら動かない
これらが出来れば、「態度に落ち着きがある」と思われ、面接官から印象が下がることはありません。
面接試験の本番に緊張してしまったときの対処法は2つです。
まずは「緊張は自然なものだと思って受け入れる」ようにしましょう。
誰でも緊張するので、まずは緊張したら、緊張したことを受け入れましょう。
焦ったり、慌てたりしないでください。
緊張することは悪いことではなく、緊張していても、会話は出来ることを覚えていてください。
それでも緊張してうまく話せそうにない場合は
「すみません。緊張しています」と一言言いましょう。
そして、深呼吸をして、仕切り直してから面接をしましょう。
面接官も鬼ではないので、理解してくれるはずです。
3.聞かれた質問に的確に答えられていない人
3つ目は「聞かれた質問に的確に答えられていない」です。
面接の受け答えにおいてもっとも重要なことが「聞かれた質問に的確に答える」ことなんですね。
しかし、面接官の質問に対して、的はずれな回答をしてしまうと、面接官から
この人は会話が成り立たないから、公務員としてやっていけそうにないな
と判断されてしまいます。
対策は2つあります。
まず、1つ目は「面接官の話をよく聞いて、何に対して尋ねているのかを理解すること」です。
「志望動機」について聞かれたなら、「志望動機」について答える。「長所」について聞かれたなら、「長所」を答える。「自己PR」なら「自己PR」。
当たり前だよと思うかもしれませんが、本番は緊張して、答えることに意識が向いてしまいがちで、面接官の質問の意図に沿わない回答をする受験生は多くいるんです。
2つ目は、「結論から話す」ことです。
なぜ結論から話すかというと「面接官に伝えたいことを明確にするため」です。
最初に結論を言わないで、長めの回答をダラダラ話しても、面接官からすれば
結局何を言おうとしていたのかがわからない
と思われ、上手く伝わりません。
まず、最初に「結論」をビシッと言ってあげることで、それ以降の「理由」や「具体例」の話を、面接官はスムーズに聞くが出来ます。
4.自分の言葉で話せていない人
4つ目は「自分の言葉で話せていない人」です。
受験生の中には、面接の回答を丸暗記して棒読みで話してしまう人がいたりします。
まるでロボットのように回答してしまう感じですね。
凄く練習していることは伝わるのですが、面接は「1対1のコミュニケーション」であって、「クイズ」ではないんですね。
なので、面接官と「会話」をすることを心がけなければいけません。
普段の生活で人と話すときの会話を思い出してみよう!
話し方に抑揚をつけたり、身振り手振りをつけたりして話すよね!
面接でも同じように自然な話し方で話す必要があります。
本番に回答をその場で考えるのは難しいので、事前に回答を考えておくのは問題ないのですが、その回答を自然に話せるようになる練習を本番までにしてみてください。
また、オーバーになりすぎなければ、身振り手振りをつけて話してもオッケーです。
気持ちが入りやすい志望動機などでは自然に手が動くこともあると思いますので、手は常に膝の上でなければならないと思わなくても大丈夫ですよ。
5.素の自分が見えてこない人
最後の落ちる人の特徴が「素の自分が見えてこない」人です。
これは意外と盲点ですが、重要です。
皆さんは、公務員試験や就活の面接では「出来るだけ理想の自分」を振る舞って受けますよね?
別におかしいわけではなく、受験生は皆同じように上手く「建前」を使って内定を得ようとしています。自分を大きく見せたり、時に嘘をついたりと…
しかし、それを面接官も十分に理解しているので、本当に見たいのは「受験生の素の部分」なんですよね。
では「素の部分」って一体何なんだって話なんですけど、要は「取り繕っていないあなた」のことと捉えて下さい。
取り繕っていないあなたを出す方法。
それは「笑顔」と「自分の失敗や弱み」を面接で出していくことです。
「笑顔」を見せることで面接官は安心することが出来ます。
「この人はこんな感じで笑うんだ」とその瞬間に受験生の素を垣間見ることが出来るんですね。
でも、面接で「笑顔」は駄目なのでは?
と思うかもしれません。
確かにゲラゲラと笑うのはNGですが、ニコッと笑うのは問題なく、むしろプラスと考えてもらって構いません。
ただでさえ、緊張で顔が強ばるので、意識的に「笑顔」を見せるぐらいが丁度良いんです。
もう一つは「自分の失敗や弱み」です。
受験生は「自分の成功や強み」を見せようと面接に挑むと思います。
でも、実際の自分は「失敗したことや弱み」も持っていますよね。人間なので誰だってあるはずです。
そういった部分を面接でもいくらか見せてほしいと思います。
例えば、「自分の話すエピソードに失敗談を混ぜる」「自分の短所は隠さずに話す」「緊張しているのなら、正直に緊張していると言う」みたいなことですね。
もちろん公務員の業務に支障が出そうな「自分の弱み」は話したら駄目ですよ(笑)
「時間にはルーズだ」とか、「人と協力するのが嫌い」とかはアウトです!
ですが、面接官から見ても
そういう「失敗や弱み」は誰にでもあるよね
と共感してもらえる範囲であれば大丈夫です。
弱みなんてみせたらマイナス評価になるのでは?
と思うかもしれませんが、逆ですよ!
完璧に見えすぎてしまうと、反対に面接官はその人を疑いたくなるんです。どうせ取り繕っているのだろうと。
だからこそ、「笑顔」と「失敗や弱み」は面接官に見せてあげてくださいね。
これをマスター出来れば、面接の評価はきっと上がるはずです!
まとめ
公務員試験の面接で落ちる人の特徴は
- 清潔感がない人
- 態度に落ち着きがない人
- 聞かれた質問に的確に答えられていない人
- 自分の言葉で話せていない人
- 素の自分が見えてこない人
以上が「公務員試験の面接で落ちる人の特徴」になります。
また、「公務員試験の面接で受かる人の特徴」はこちらの記事で解説しています!もしよかったら見てください。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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