こんにちは。ござるです。
受験生の皆さん、「公務員試験では、どういった人が受かるか」はっきりと答えることができますか?
「筆記試験」なら「多くの問題に正解した人」ですよね。これは簡単です。
じゃあ「面接で受かる人」はと聞かれると、よくわからないと思っている人は多いのではないでしょうか。
「面接」は「筆記」とは違って、明確な合格基準がないので、そう思うのも無理はありません。
しかし!!
「面接」であっても、「受かる人」の特徴は、確実にあるんですね。
なので、今回は「公務員試験の面接で受かる人の特徴」について解説していきたいと思います。
本音をぶっちゃけた解説になっていますので、少しでも受験生の参考になれば幸いです。
公務員試験の面接で受かる人の特徴
1.組織の中でしっかりコミュニケーションが取れそうな人
まず1つ目は、「組織の中でコミュニケーションが取れそうな人」です。
公務員は仕事上、周りの職員や地域の方々とのコミュニケーションが不可欠です。
もちろん面接官も
組織の一員として、上司や先輩と協力して仕事ができるかな
窓口できちんとした市民対応ができるかな
などの視点から、「コミュニケーション能力」をしっかりと見てきます。
うわー自分は喋るのが苦手なコミュ障だから落ちちゃうよー
と思ったそこのあなた!ちょっとまってください!
なんとなく「コミュ力がある人」は
ペラペラペラペラ
こんな感じで饒舌に話す人をイメージするのではないでしょうか。
でも本当の「コミュニケーション能力」とは、なにも自分が上手く喋る能力だけではありません。
本当の「コミュ力」は
- 伝える能力(自分の伝えたいことを相手に正確に伝える力)
- 受け取る能力(相手が伝えたいことや意図を理解する力)
に分けることができて、
これを公務員試験の面接に置き換えると
- 伝える能力→面接官に自分の魅力を正確にアピールする力
- 受け取る能力→面接官の質問の意図に沿って、的確に答える力
になるんですね。
つまり、面接官の質問の意図に沿って、的確に答えながら、自分をアピールできれば、「コミュニケーション能力」があると思われるんですね。
これには、元々の素質はあまり関係ありません。
面接練習を重ねて、フィードバックから自分の喋りを修正をすれば、誰でも上達できますよ!
2.素直かつ真面目で部下にしたい人
「受かる人の特徴」2つ目は、「素直かつ真面目で部下にしたい人」です。
面接官も人間なので、自分が上司として面倒見てあげたいなと思う人は当然評価したくなります。
ではどういった人を部下にしたいでしょうか?
2人の部下がいたとして
- めちゃくちゃ優秀だけど、性格に難ありで上司と協力できない人
- そんなに優秀じゃないけど、素直かつ真面目で自分を慕ってくれる人
上司の立場からすると、後者の部下を選びたくなりますよね。
これが良いか悪いかは置いといて、公務員は利益追求の度合いが低く、保守的な一面が大きいので、一緒に仕事したいと思える人が受かる傾向にあります。
なので、面接でも素直で良い子を振る舞うのを心がけてください。(本当の自分はそうじゃなかったとしても…)
面接官から見て採用したいと思える人になろう!
3.ストレス耐性がありそうな人
3つ目の特徴は、「ストレス耐性がありそうな人」です。
公務員は、市民のクレームに対応しなければならなかったり、激務な部署に配属されたりと何かとストレスを抱えやすい仕事です。
そのため、病んで休職してしまう職員がかなり多いのは事実です。職員の人手不足も嘆かれていて、採用する側としても毎日健康で仕事に来てくれる人を取りたいわけですね。
面接官も
この人は日々の業務のストレスに耐えれるだろうか
という目線でしっかりとチェックしてきます。
自分はストレスに強くないからどうしよう…
と思う人もいるかとは思いますが、安心してください。
そもそも、ストレスにめっぽう強いという人はあまりいません。人並みにやっていけそうだと思われればOKです。
面接で意識してほしいことは2つです。
ひとつは「ストレスを日頃から経験していることをアピールすること」
もうひとつは「ストレスを発散させる方法を持っていることをアピールすること」です。
1つ目の「ストレスを日頃から経験していることをアピールする」ためには、ストレスを日頃から経験しているエピソードを話しましょう。
直接的に自分はストレスに強いと言わずに、間接的にアピールしていきます。
例えば
「私は部活動の主将をしていて、途中、チームがバラバラになったが、部員としっかり向き合って話すことで、段々とチームが一丸になって、県大会では優勝することができた。」
というエピソードは、どこにもストレスに強いとは書いていませんが、面接官から見ると
日々ストレスを経験しながら、主将を頑張っていたんだろうな
と受け取ってもらえて、間接的にストレス耐性をアピールすることができます。主将をしながら部員をまとめるのはストレス溜まりますからね…
自分が今まで経験したことで、「これはストレスを感じながらも頑張ったな…」というエピソードを用意してみてください。
2つ目の「ストレスを発散させる方法を持っていることをアピールする」は
例えば、面接官から「趣味」を聞かれたときに
趣味は運動をすることで、健康に気をつけています
などと話したりして、ストレスを発散させる方法を持っているんだということを伝えてみてください。
もちろん運動でなくても、ストレスを発散できるものなら大丈夫!
4.自治体や省庁をよく研究していて熱意が伝わる人
受かる人の最後の特徴は、「自治体や省庁をよく研究していて熱意が伝わる人」です。
公務員になれば、今後何十年も同じ自治体や省庁に働くわけですから、その町や仕事に熱意を持って働ける人でないと続けられないですよね。
面接官側からしてみても、すぐに辞められたら困りますし
どのくらいうちに熱意を持っているか
を面接でもよくチェックしてきます。
どこで熱意がわかるかというと、「どれだけ自分たちの自治体や省庁のために行動してくれたかどうか」です。
例えば、インターンシップに参加する、職場訪問、町の散策、地域のボランティアに参加するなど、なんでも構いません。
とにかく面接本番までに志望している自治体・省庁との関係性を増やしておくことが大切です。
そうすれば、面接官にも
この人は熱意が感じられるし、長く働いてくれそうだな
と思ってもらえますよ。
まとめ
公務員試験の面接で受かる人の特徴は
- 組織の中でしっかりコミュニケーションが取れそうな人
- 素直かつ真面目で部下にしたい人
- ストレス耐性がありそうな人
- 自治体や省庁をよく研究していて熱意が伝わる人
全部めちゃくちゃ大切なので、是非これらのことを意識して面接に挑んでみてください!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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