【公務員試験】面接官に刺さる!自己PRの作り方を解説します!

ござる

こんにちは。ござるです。

受験生の皆さん、面接カードの自己PRを作るのに苦労していませんか?

あんまり自分のPRの仕方がわからない…

合格する自己PRの書き方がわからない…

こんな悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「面接官に刺さる自己PRの作り方」を解説していきたいと思います。

ポイントを抑えて書けば、より良い自己PRを作ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

STEP1.公務員試験の面接で自己PRとして選ぶべき強みを知ろう

まず、自己PRというのは「面接官に自分の強みを理解してもらい、入社後どのように活躍できるかをアピールすること」が目的です。

公務員試験の受験生ならば、志望している官庁や自治体の組織に「こんな風に貢献できますよー」ってアピールするために自己PRをするわけなんですね。

しかし、公務員と民間企業は組織の性質が異なり、それぞれ求められている人材も違ってくるため、自己PRでアピールするべき強みも変わってきます。

そのため、公務員試験の受験生が自己PRを作る際には、まず、公務員に求められている人材を理解した上で、その人材像の中で自分が強みとしてアピール出来るものがないか考えて、作っていくことが大切です。

では、公務員試験に求められる人材像の中で、自己PRに使えそうな強みを解説します。

対人折衝力・調整力

まずひとつ目は、対人折衝力・調整力です。

対人折衝力とは、「利害関係が一致していない相手と、問題解決に向けて駆け引きを行う力」のことで、調整力とは、「立場や主張が異なる人間の集まりにおいてメンバーの意思疎通の橋渡しを行い、みんなが同じ目的に向かうようにする力」のことです。

簡単に言えば、人間関係を円滑にすることが出来る力を持った人のことなんですね。

ござる

公務員は仕事柄、市民や周りの上司、同僚とコミュニケーションを取る機会が多いので、こういった人間関係を上手くこなすことが出来る人材は大変重宝されます。

例えば、部活動の主将でチームをまとめたりする経験をしたのであれば、調整力をアピール出来ますよね。

主将をしていなくても、何か組織の中で人間関係を円滑にするようなエピソードを持っているのであれば書くことが出来るので、もし、そういった経験がある人はアピールしてみてはどうでしょうか。

継続力・粘り強さ

2つ目の強みは「継続力・粘り強さ」です。

ひとつの物事を継続して打ち込むことが出来たり、どんな状況でも最後までやり遂げることが出来たりする人のことですね。

この「継続力・粘り強さ」も公務員の面接で好印象がもらえるアピールポイントと言えると思います。

なぜなら、公務員になったら何十年も働き続けなければいけません。しかし、仕事内容は地道にコツコツしていくものが多いので、継続性や粘り強さがないと続けられないんですね。

面接官の立場からしても

辞めずに長く働き続けてくれる人が欲しい

わけですね。そのため、「継続力・粘り強さ」は面接官が重視している1つのポイントと言えると思います。

協調性

3つ目は協調性です。「他者と協力し合って物事を進められる」人のことですね。

「対人折衝力・調整力」の話と同じですが、やっぱり周りの人と協力して仕事が出来る能力は公務員に不可欠なんです。

仮に自分が面接官だったとしても、周りの人と仲良く出来る人を採用したいですよね。

協調性をアピールするときの懸念点として「主体性がない人に思われる」ことがあるのですが、公務員試験だとそこまでデメリットにはなりません。

なぜなら、公務員試験の面接で好まれるのは「波風を立ててリスクを犯す人」よりも「日々の業務を真面目にコツコツと頑張る人」だから。

ござる

派手なエピソードは要らないので、部活動やサークルなど組織の一員としてやり遂げた実体験を探してみてください。

自己PRに使える強みは他にも

全部は解説できませんが、自己PRとして選べる強みは他にもたくさんあります。

  • 責任感
  • 傾聴力
  • 思いやり
  • 気配り
  • 環境適応能力
  • 努力家
  • ストレス耐性

これらの強みであれば、公務員試験の面接官からの印象も良いと思いますので、是非自分にあった強みを探してみて下さい。

共通していることは「真面目にコツコツと周りの職員と協力して、国民のために働ける人」ですね。

ござる

このイメージさえ忘れなければ、自己PRの強み選びで失敗することはないと思いますので、覚えておいて欲しいです!

STEP2.強みを過去のエピソードで裏付ける

自己PRにする強みが選べたら、次はその強みを過去のエピソードで裏付けていきましょう。

基本的な話ですが、回答にはその根拠を書かなければいけませんよね。

私の強みは調整力がある所です。

と言ったところで、面接官は納得しません。

なので、過去の具体的なエピソードを書いて、回答に根拠をもたせる必要があります。

例えば

私の強みは調整力がある所です。私は大学時代に文化祭の実行委員をしており、文化祭のプロジェクトに関して委員会で意見が分かれました。私はそれぞれの言い分を聞き、両方の意見を叶えられる妥協点を提示することで、全員の納得を得て、実施内容を取り決めました。

雑な例ですが、イメージとしてはこんな感じです。過去の自分の実体験からエピソードとして良さそうなものを探してみてください。

STEP3 その強みがどういった形で官庁・自治体に貢献できるかを書く

そして具体的なエピソードが書けたら、最後はその強みがどういった形で職場に貢献できるかを書きます。

ただし、面接カード文字の制限があって書けない場合は、省略しても構いません。

実際に、STEP2で作成したものに、付け加えてみましょう。

私の強みは調整力がある所です。私は大学時代に文化祭の実行委員をしており、文化祭のプロジェクトに関して委員会で意見が分かれました。私はそれぞれの言い分を聞き、両方の意見を叶えられる妥協点を提示することで、全員の納得を得て、実施内容を取り決めました。

これに「どういった形で貢献できるか」を加えると

私の強みは調整力がある所です。私は大学時代に文化祭の実行委員をしており、文化祭のプロジェクトに関して委員会で意見が分かれました。私はそれぞれの言い分を聞き、両方の意見を叶えられる妥協点を提示することで、全員の納得を得て、実施内容を取り決めました。この強みである調整力を活かして、周りの職員方と協力しながら円滑に業務に取り組みたいと思っています。

こんな感じになります。

上で選んだ自分の強みが志望している官庁・自治体の業務にどうやったら活かせるかを想像して書いてみてください。

まとめ

面接官に刺さる自己PRの作り方

STEP
公務員試験の面接で自己PRとして選ぶべき強みを知ろう

公務員に求められている人材を理解した上で、その人材像の中で自分が強みとしてアピール出来るものがないか考えて、作っていく

STEP
強みを過去のエピソードで裏付ける

過去の具体的な実体験を書いて、回答に根拠をもたせる

STEP
その強みがどういった形で官庁・自治体に貢献できるかを書く

以上、「面接官に刺さる公務員試験での自己PRの作り方」になります。

ござる

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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この記事を書いた人

現役市役所職員。
受験生の時に独学で公務員試験を勉強をする。
独学で得た知識と経験を発信し、受験生の皆さんの力になりたいと思っています。
「本当に必要なことだけを書く」をモットーに頑張ります。
※このブログは収益化を一切していません。

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