【2024年】国家一般職の内定はいつもらえる?採用までの道のりをシンプルに解説!

ござる

こんにちは。ござるです。

国家一般職の試験の日程って複雑でよくわからないですよね…

ござる

当時受験生だった僕も、情報不足で、合否に影響する説明会に参加し損ねたりと結構困りました…

受験生の皆さんが同じように困らないようにと思い、「採用までの道のり」を作りましたので、少しでも参考になれば幸いです。

目次

国家一般職(大卒程度)の合格までの道のり(2024年度)

まず、2024年度の国家一般職のスケジュールをまとめてみました。

2/22~3/25 受験申込期間
5月下旬頃~ 業務説明会 予約受付開始
STEP
6/2 第一次試験(筆記)
STEP
業務説明会 
STEP
6/26  第一次試験 合格発表
STEP
7/2~ 官庁訪問
STEP
7/10~7/26 第二次試験(面接)
STEP
8/13 最終合格発表(内々定解禁)
STEP
10/1 内定解禁
STEP
2025/4/1 採用

これを見てもイマイチわからないという人が多いのではないでしょうか。

なので、ひとつずつ解説していきますね。

2/25~3/25 インターネットによる受験申込期間

まずは、国家一般職の試験を受験するための申込みをします。

インターネットのホームページから申込みを行います。

https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/ippannsyoku_daisotsu/daisotsuteido_ippannsyoku/ippann_daisotu.html

特にわかりづらいこともないと思いますが、申込期間を過ぎないように注意してください。

ござる

次は、筆記の一次試験なのですが、その前に注意しておくべきことが1つあります。それが…

4月~5月頃 業務説明会 予約受付開始

4月~5月頃に「業務説明会」の予約受付が開始されます。(受付開始のタイミングは官庁によって様々)

これがめちゃくちゃ忘れがちなんですね。

そもそも

「業務説明会」ってなんだ??

と思っている受験生も多いと思います。

「業務説明会」とは、各官庁で行われる説明会のことで、毎年一次試験が終わってから官庁訪問が始まるまでの間ぐらいで開催されます。

この説明会では、官庁の業務説明を聞いたり、先輩職員と話せたりすることができます。

ただの説明会なのになぜそんなに重要なの?

と思うかもしれませんが、

実は「この説明会の参加の有無が合否に影響を与える」からなんですね!

でも、各官庁の公式のホームページには、業務説明会の参加の有無は合否に影響ないって書いているよ!?

って思った人もいるのではないでしょうか。

ござる

確かにそのように書かれているんだけど、実際は合否に影響することが多いんです…

僕の体験でも、実際にある労働局の官庁訪問に行った際に

ござるくんはちゃんと説明会に参加してくれていますね

と出席の確認を取られたので、間違いなく合否に影響していると思います。

ござる

「合否に影響はない」とホームページに書かれていても、実際は「合否に影響する」ってよくわからないシステムですよね…

なので、4~5月頃から自分の行きたい官庁のホームページは念入りにチェックして、説明会の予約が開始されると同時に申し込んじゃいましょう!(官庁によって様々なので要チェックです!)

ござる

気づきにくいように掲載されていることが多いから見逃す受験生が多いんだ!

6/2 第一次試験(筆記)

国家一般職の一次は筆記試験です。

試験の内容は教養試験、専門試験、論文試験。

2024年から変わる国家一般職の試験対策はこちらの記事で解説しています。

ござる

たくさんの人が参加するので、独特な緊張感がありますが、今までしっかり勉強してきたならば大丈夫です。

業務説明会

一次試験が終わると、次は予約していた業務説明会に参加します。

※官庁によっては一次試験の前に実施しているところもあるので注意です

業務説明会は、官庁の業務説明を聞くことがメインですが、参加することで得られるもっと大きなメリットがあります。

それが「先輩職員と話すことが出来る」ことなんです。

ネットの情報などでは手に入れにくいリアルな声を聞くことが出来るので、官庁選びにすごく参考になるんですね。

ござる

転勤や残業、人間関係など…ここでしか聞けないことはどんどん聞いてみよう!

また上で説明した通り説明会の参加は合否に影響するため、積極的に発言したり、質問したりするような意欲的な態度を見せれば、職員の目に止まり、高評価につながるかもしれません。

ただ、いちばん大切なのは「説明会に参加すること」なので、とりあえず参加できればOKだと思います。

6/26 第一次試験 合格発表

一次試験の合格発表は人事院のホームページで行われます。

ホームページに自分の受験番号が掲載されていれば「合格」で、次の官庁訪問や第2次試験に進めます。

ござる

めちゃくちゃ緊張する瞬間ですが、自己採点などをしてボーダーも調べていたりすると、自分が受かっているか落ちているかなんとなくわかっていたりします。

7/2~ 官庁訪問(面接)

一次試験の合格も束の間、すぐに「官庁訪問」というイベントがやってきます。

この「官庁訪問」があるからこそ受験生は戸惑ってしまうんですね。

官庁訪問とはなんぞや?

っていう話だと思うんですけど

簡単に言えば、「受験生が志望する官庁に採用してもらうために受けに行く面接」のことです。

志望する官庁で面接を受けて、面接官があなたを採用したいと思えば、あなたに対して「内々定のようなもの」を出してくれます。

内々定の解禁は、最終合格発表の日からですので、「内々定のようなもの」と書きましたが、実質「内々定」をこの段階でくれますね。

しばまる

結局、一次試験に合格しても、官庁訪問で内々定が貰えなければ、国家公務員として働けないってこと?

ござる

その通りなんだ!
一次試験(筆記)と二次試験(面接)で合格しても、官庁訪問でどこからも内定が貰えなければ、国家一般職には合格したけど、働く先が無いということになるんだ!

しばまる

一次試験(筆記)と二次試験(面接)は国家公務員になるための試験で、官庁訪問はそれぞれの官庁の職員になるための試験ってことか!

しばまる

あと、「内々定」と「内定」は何が違うの?

ござる

2つの違いは、「内定」は正式な労働契約で、「内々定」は正式な労働契約ではないことだよ。

ござる

ただ、意味的にはほとんど同じなので「内々定」=「内定」と捉えていても良いと思います。

7/10~7/26  第2次試験(面接)

この第二次試験は、人事院が行う面接試験です。

さっきの官庁訪問は、各官庁が行う面接でしたね。

この試験は、官庁訪問の面接と比べると、難易度が低く、「選ぶ面接」というよりは「落とす面接」なので、面接官が聞いてきたことに対して、的確に回答ができれば、大丈夫です。

ござる

時間も15分程度で淡々と進んでいきますので、簡潔に言いたいことを話すようにしましょう。

8/13  最終合格発表&内々定解禁 

いよいよ最終合格発表です。

ここで自分の受験番号があれば、見事「国家一般職」に合格です。長かった受験生活からも開放されます。

ござる

ただし、官庁訪問で内々定が貰えず、まだどこからも採用される予定のない人は、今後も官庁に内定を貰うために、スカウトの電話を待ったり、官庁に伺ったりして就職活動をします。

10/1 内定解禁

10月に内定が解禁されますが、ほとんど内々定と変わりないので、実感に変化はないと思います。

ござる

内定解禁以降、内定者の懇親会が開かれたりして、同期と仲良くなれる機会があったりするので、参加しても良いかもしれないですね!

4/1 採用

晴れて採用になります。

ござる

おめでとうございます!

以上が国家一般職の採用までの道のりになります。

国家一般職に採用されるまでの道のりは複雑ですが、しっかり理解しておけば大丈夫です!合格目指して頑張ってください!

ござる

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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この記事を書いた人

現役市役所職員。
受験生の時に独学で公務員試験を勉強をする。
独学で得た知識と経験を発信し、受験生の皆さんの力になりたいと思っています。
「本当に必要なことだけを書く」をモットーに頑張ります。
※このブログは収益化を一切していません。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • とても勉強になります。
    質問なのですが、内定が出るのは10月1日以降なのでしょうか。
    それとも合格発表後に連絡が来るのでしょうか。

    • 「内定」であれば、10月1日以降になります!
      合格発表日(8月13日)以降に出るのは「内々定」です!
      あまり違いがないので、「内々定」=「内定」という認識でもOKです!

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