公務員試験は予備校と独学どっちが良いか?→どっちでも合格可能!

ござる

こんにちは。ござるです。

公務員試験の受験生の中には

予備校に通って勉強したほうが合格できるかなー

でも、費用がかかるから、独学も気になるなー

と、予備校に通うか、独学で勉強するか迷っている人もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は、本音でどちらが良いかを解説していきたいと思います。

嘘偽りのない本音を入れた内容になっているので、少しでも参考になれば幸いです。

目次

ネットの記事が予備校や通信講座を勧めるわけ

独学と予備校を比較する前に、ネットの記事の裏事情について軽く触れておこうと思います(笑)

公務員試験の独学と予備校を比較した記事の多くは、結論で「予備校に通うべき」や「通信講座を活用しよう」などといっているような企業サイトやブログが多い気がします。

ござる

本当に予備校や通信講座に通ったほうが良いと思っている人もいるのでしょうが、大半はポジショントーク的な意味合いがあったりします。

要するに、企業であれば、自分のサービス(予備校・通信講座)に受験生を誘導したいですし、ブロガーであれば、予備校や通信講座を紹介して、インセンティブ(報酬)を得たいわけなんですね。

こうした裏事情があるため、比較記事にはバイアスが生まれ、予備校や通信講座を勧める記事が多くなっているわけです。

色々なサイトで「予備校や通信講座に通うべき」と言われて焦っている人は、こうした事情を踏まえたうえで、一旦落ち着いて考えてみましょう。

ござる

僕は、このブログを収益化しておらず、1円も受け取っていません。なので、こうしたバイアスを抜きに少しは公平に比較できるかなと思っています。

前置きが長くなってしまいましたが、さっそく結論からいきますね。

結論:独学が良いか予備校が良いかは人による

さて、結論なんですが、やっぱり「独学が良いか予備校が良いかは人による」かなと思います。

ござる

中途半端な回答で期待を裏切ったかもしれません…

僕自身、受験生のときは独学で試験勉強をして合格しました。

その時の経験を踏まえて、独学で勉強したことについては、こちらの記事で詳しく解説していますが

独学で勉強し終えた率直な気持ちとしては公務員試験は独学で合格できるけど精神的にきつかった」という感想になります。

独学をしてみて、勉強面で困ることはほとんど無かったけど、精神面でしんどかったというのが本音ですね。

ござる

なので、自己規律を保って勉強を続けられる人なら、独学でも十分合格できると思いますし、一人じゃ勉強のモチベが保てない人にとっては、独学はキツい気がします。

ここからは独学と予備校について、もう少し詳しくみていきましょう。

独学で勉強するメリット・デメリット

メリット① 効率的に勉強できる

独学をするメリット1つ目は、「効率的に勉強できる」です。

えっ予備校の方が効率的に勉強できるんじゃないの!?

って思った人もいるかもしれません。

なぜ、独学が効率的に勉強できるかというと、自分の現状に合わせて勉強の計画を立てることができるからです。

自分のペースに合わせて勉強することが出来るので、自分の苦手な科目は重点的にやったり、得意な科目は時間をかけないなど工夫ができます。

また、公務員試験に限らず勉強の鉄則として、「成績を伸ばす上で一番大切なのは、自学自習の時間」です。

大学受験などを思い出してほしいんですけど

成績が伸びた!

っていう瞬間は、自分で参考書の知識をインプットしたり、問題演習を繰り返したときでしたよね。

「超有名講師のわかりやすい解説動画」を何時間も見たとしても成績は伸びません。

あくまでわからない問題があった場合のサポートとして使うのであって、メインとなるのは、「自学自習」です。

ござる

独学は、「自学自習」にフルコミットできるので、効率的に勉強できて、成績が伸びやすいんだ!

メリット② 予備校や通信講座に比べて費用が安い

2つ目のメリットは、「費用が安い」ということです。

ざっくりとですが

予備校の費用は20万~40万円

大学の講座の費用は15万~30万円

に対して

独学の費用は大体7万円~9万円

に抑えることができます。

ござる

僕の場合は、参考書代6万円、模試代2万円 合計8万円でした!

費用を安く済ませたい人にとっては魅力的ですね。

僕は貧乏大学生だったので、費用を抑えることができたのはありがたかったです。

少し魅力的に思える独学ですが、一方でデメリットも存在します。

デメリット① モチベーションを保つのが難しく、しんどい

独学の最強の敵にして、最大のデメリットが「モチベを保つのが難しい」ことです。

僕が受験生のときに一番キツく感じた点でもあります。

最初は

ござる

独学でも行けるっしょ!

という軽いノリで始めたのですが

ござる

段々とキツくなり、勉強から逃げ出したくなったりもしました。

自己規律を保って、勉強を続けられる自信がある人であれば、問題ないかと思いますが、中途半端な気持ちで独学を選ぶと後悔するかもしれません。

「独学でやっていけるかどうか」のひとつの基準としては

1日3時間の勉強を1年間、もしくは1日6時間の勉強を半年続けられるか

です。

公務員試験の合格に必要な勉強時間である1000時間から出しています。

ござる

続けられそうに感じたら、独学を選んでみるのもアリだと思います!

デメリット② 情報不足になりやすい

もうひとつのデメリットが「情報不足になりやすい」ことです。

独学の人は、ぜーんぶ自分で調べないといけません。

情報収集をすることを怠ると

間違った勉強法で勉強していた!

試験内容が変更されていたことに気づかなかった!

試験日程を間違ってしまった!

などと取り返しのつかないことになってしまいます。

独学に挑戦する人は、「自分で情報を集める姿勢」を忘れないでください。

情報収集は、個人的には楽しいと思っていたので、そこまで苦ではなかったですが、言われたことをやるほうが楽だと感じる人は、予備校のほうが良いかもしれないですね。

ここまでの話をまとめて、独学が向いている人の特徴を話すと

独学は

「自己規律を保って勉強を続けられる自信がある」

「自分で情報収集するのが苦にならない」

「できるだけ費用を安く抑えたい」

ような考えを持っている人にオススメだと言えます。

僕自身、独学で勉強したので、受験生にも独学を挑戦してほしい気持ちは少なからずあるのですが、先輩として言いたいのは

ござる

独学に挑戦するなら、ある程度覚悟を持って頑張ってね!

ということです。

精神的にキツいときもあると思いますが、それを乗り越えたら、独学でも十分に合格可能だと思うので、独学でやると決めたなら、是非粘り強く頑張ってほしいと思います。

では次に予備校について見ていきます。

予備校のメリット・デメリット

メリット1.勉強のモチベーションが保ちやすい

予備校に通う最大のメリットが、「勉強のモチベーションが保ちやすい」ことです。

公務員試験は長丁場の戦いなので、途中でやる気が起きなくなったりすることもあります。

そんなときでも、予備校に通っていれば、半強制的に嫌でも勉強を続けることができます。

また、同じ予備校に通う仲間の姿を見て、切磋琢磨できる点もいいですね。

ござる

自分一人だと続けられるか不安だという人は、予備校に通った方が確実に勉強習慣が身につくと思います。

メリット2.フォローが充実しているので、全部自分でしなくて良い

2つ目のメリットは、「フォローが充実しているので、全部自分でしなくて良い」ということです。

予備校は、担任の講師がついて、勉強のスケジュールを組んでくれたり、面接対策もサポートしてくれたりするので、全部自分でしなくていいんですね。

ござる

自分で考えて勉強・面接対策をするのが苦手だという人には、予備校はオススメといえますね!

ただし、結局は「自分も勉強・面接対策を頑張ること」が合格するためには必要なので

予備校に通えばとりあえず合格できるっしょ!

という軽い気持ちで通うのはやめたほうが良いです。

しばまる

「自分も頑張る」上で、予備校を有効活用するのが正しいスタンスです!

デメリット やっぱり費用が高い

予備校の唯一にして最大のデメリットは「費用が高いこと」ですね。

ござる

やっぱり費用が高いと思っちゃいますね…

もちろん、それだけ手厚いサポートをしてくれるってのはわかっているんですけど、もう少し安くてもいいとは思いますねー。

受験生が大学生だったとして、大学生にとっての30万とか40万はかなりの出費なはずです。(親が出してくれる家庭なら良いんだけど…)

逆に言えば、「費用が高いこと」が予備校の唯一のデメリットなので、ここが問題ない人なら、予備校に通えば、全然いいと思いますね。

ここまでの話をまとめて、予備校が向いている人の特徴を話すと

予備校は

「一人で勉強を続けられる自信がない」

「自分で考えて勉強・面接対策するのが苦手…」

「金銭的余裕があるから費用はあまりこだわらない」

ような考えを持っている人にオススメだと言えます。

まとめ

  • 独学が良いか予備校が良いかは人による
  • 独学は「自己規律を保って勉強を続けられる自信がある」「自分で情報収集するのが苦にならない」「できるだけ費用を安く抑えたい」人にオススメ
  • 予備校は「一人で勉強を続けられる自信がない」「自分で考えて勉強・面接対策するのが苦手…」「金銭的余裕があるから費用はあまりこだわらない」人にオススメ

どちらの環境で勉強するのが良いかじっくり考えて、最終的には自分の意志で決断してください!

ござる

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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この記事を書いた人

現役市役所職員。
受験生の時に独学で公務員試験を勉強をする。
独学で得た知識と経験を発信し、受験生の皆さんの力になりたいと思っています。
「本当に必要なことだけを書く」をモットーに頑張ります。
※このブログは収益化を一切していません。

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