こんにちは。ござるです。
今回は、2024年から変わる国家一般職の試験についてわかりやすく解説してきたいと思います。
変更点だけでなく、対策についても書いてますので、ぜひ最後まで読んでください。
国家一般職試験の変更点
人事院は、2024年から国家公務員試験の試験問題が見直しされることを公表しました。
https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/nittei/nittei2024.html
これによって、受験生は新しい試験内容に対応しなければいけなくなりました。
まずは、試験問題の見直しについて、変更点をまとめます。
まず、教養試験の出題数が40題から30題になり、試験時間は1時間50分になりました。
これだけ見ると
やった!負担が少なくなった!
と思うかもしれません。
しかし、併せて、知識分野は時事を中心とした問題になり、情報も出題されることになりました。
これが受験生にとって、一番大きな変更点だと思います。
わかりにくいので、図で示すと
かなり大きく変わりましたよね。
これを見るとわかると思うんですが、知識分野の科目が減って、知能分野の科目の問題の比率が高くなっていますよね。
つまり、これまで以上に、数的処理や文章理解といった知能分野の科目が重要になるというわけですね。
ちなみに、専門科目については従来どおりの試験内容です。
試験内容が新形式に変わるのはわかったけど、どのように勉強を進めていけばいいの?
そうだね。次は対策について解説するね。意識して勉強してほしいことをまとめたよ。
新形式の対策
1.知能科目がより重要になったので、時間を割いて勉強しよう
これを見てわかるように、元々、知能科目の割合が高かったものの、さらに高くなり、教養試験はほとんど知能科目が占めることになりました。
よって、「知能科目を制すものが、教養試験を制す」ため、しっかりと時間をかけて勉強することが重要です。
知能科目は
- 「文章理解(国語・英語)」
- 「数的処理(数的推理・判断推理)」
- 「資料解釈」
ですが、苦手な人も多いのではないでしょうか。
新形式の変更は自分にとって不利になった
と感じる人もいると思いますが
大丈夫です!
多くの人が苦手としている科目ですので、長い時間をかけてコツコツ克服すれば問題ありません。
2.今まで通り専門試験重視で勉強しよう
試験内容が変わったとしても、教養試験と専門試験の配点比率は変わりません。
教養試験:専門試験=1:2の配点比率ですので、専門試験を重視して勉強する必要があります。
専門試験は暗記科目が多いですし、とにかく知識を詰め込むことで点数が伸びるので、努力が反映されやすいと思います。
教養試験が知能科目ばかりになり、点数取れるか心配という人も、専門試験をガッツリ勉強すれば、合格ラインにたどり着くと思いますので、本番まで諦めずに頑張ってくださいね。
「国家一般職の専門科目はどれを選んだら良いか」わからない人は、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
最後に2024年の国家一般職試験日程を載せておきます。
2024年国家一般職試験日程
受付期間:2月22日(木)9:00~3月25日(月)受信有効
第1次試験日:6月2日(日)
第1次試験合格発表日:6月26日(水)9:00
第2次試験日:7月10日(水)~7月26日(金)
最終合格発表日:8月13日(火)9:00
試験内容が変更され、大変だと思いますが、頑張ってください!応援しています!
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