【公務員試験】専門科目の「捨て科目」はコレだ!

ござる

こんにちは。ござるです。

公務員試験の科目数は、教養試験と専門試験合わせて約30科目もあり、範囲も膨大なため、その中で優先順位が低く、勉強してもコスパが悪い科目は、思い切って「捨て科目」にするのも一つの手です。

そこで、この記事では公務員試験の専門科目の中で、ぶっちゃけ捨てても問題ない「捨て科目」はコレだというのを解説します。参考になれば幸いです。

教養科目の「捨て科目」についてはこちらの記事で解説しています。

目次

専門試験の科目の出題数

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まず、専門科目は公務員試験の受ける職種によって、科目の出題数は変わってくるので、まずは自分の受ける職種の出題数を把握してほしいと思います。出題数が多いほど重要な科目と捉えてもらって大丈夫です。

科目国家一般職地方上級(全国型)市役所(A日程)
行政政治学★523
行政学★523
社会政策 33
国際関係★522
法律憲法★544
行政法★555
民法Ⅰ★544
民法Ⅱ★5
刑法 22
労働法 22
経済ミクロ経済学★5911
マクロ経済学★5
財政学★533
 経営学★52 
社会学★5  
心理学★5  
教育学★5  
英語(基礎)★5  
英語(一般)★5  

国家一般職は16科目の中から8科目を選択して40題解くタイプになっています。(★のついているのが選択できる科目)

教養科目より専門科目の捨て科目は少ない方がいい

公務員試験を合格するためには、教養科目より専門科目は捨てない方が良いと言えます。

理由としては公務員試験全般で専門科目の配点比率が高い傾向にあるからです。

国家一般職の場合、専門科目の1点は教養科目の2点分に相当しますし、地方公務員試験でも専門科目の配点が高くなっています。

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つまり専門科目重視で勉強することが大切なんだね! 

とはいっても、全てする必要はありませんし、コスパの悪い科目は捨てていきましょう。

【地方上級・市役所志望向け】専門科目の捨て科目

まずは地方上級・市役所志望の方の捨て科目についてです。(国家一般職を併願で受ける方もこちらを参考にしてください。)

【捨てるべき★★★】刑法

刑法は、地方上級や市役所で出題されますが、2題程度で、内容もそれほど簡単ではないので、真っ先に考えられる捨て科目候補でしょう。時間があればやる程度で構いません。

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捨てても大丈夫!

時間がないなら捨てる★★】経営学、労働法

経営学と労働法は、時間がなければ捨ててしまうのもありだと思います。

経営学は、国家一般職で出題される問題を見ても、年によって難易度に差があることが多く、得点科目として期待できないことから、あまりメリットがない科目かもしれません。

労働法は刑法と比べると、内容も馴染みやすいものが多く、取り組みやすい科目だと思いますので、時間があれば勉強してもいいと思います。しかし、2題しか出題されませんので、捨ててしまってもさほど問題ないですね。

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やるなら労働法がオススメ!

【点を稼ぐために取り組みたい★】政治学、行政学、社会政策、国際関係、財政学

こちらの科目は点を稼ぐために是非取り組んでほしい科目ですね。

「こんなに多くも勉強できない」と思うかもしれませんが、政治学、行政学、社会政策、国際関係の政治分野の4科目は参考書ひとつだけで十分対策できちゃうんです!

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僕も使っていましたが、試験本番でも暗記した部分がちゃんと出題されたので自信を持ってオススメします。

そして、もうひとつ僕がおすすめしたい科目が財政学です。

財政学は短時間で高得点が狙えるだけでなく、ミクロ経済学やマクロ経済学といった他の科目にも繋がるところがあるので、是非勉強してほしい科目ですね。勉強しただけドンドン伸びるイメージの科目です!

財政学は最新版の「スーパー過去問ゼミ」で対策できますが、財政学は最新のデータで勉強する必要があるので、過去のもので代用しないように注意してください。

【捨ててはいけない】憲法、行政法、民法、ミクロ経済学、マクロ経済学

これらは専門試験の「主要5科目」なので、しっかりと勉強するべきだと思います。単純に出題数が多いので、捨てることができないんですね。

民法は、内容の難しさや範囲の膨大さから、捨ててしまう受験生が多いようですが、しっかりと覚えてしまえば、安定して点数の取れる「計算できる科目」なので、粘り強く勉強することをオススメします。

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民法は覚えてしまえば強い味方!

【国家一般職専願志望向け】専門科目の捨て科目

国家一般職の専門科目は16科目から8科目選択する方式なので、専願の方は、自分の選択したい科目を優先して勉強すると思います。

地方上級や市役所も受けるという方は上の内容を参考にしてもらえばと思いますが、専願の方は捨て科目というよりは、どの科目を選択するかのほうが重要になってきますので、「国家一般職の専門科目は何を選択するべき?」の記事を参考にしてください。

以上が公務員試験の専門科目の「捨て科目」に関する記事になります。

ござる

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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この記事を書いた人

現役市役所職員。
受験生の時に独学で公務員試験を勉強をする。
独学で得た知識と経験を発信し、受験生の皆さんの力になりたいと思っています。
「本当に必要なことだけを書く」をモットーに頑張ります。
※このブログは収益化を一切していません。

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