
こんにちは。ござるです。
公務員試験の受験生の多くがつまずく科目、それが数的処理。



何度勉強してもできない、初見の問題は意味不明、自分ってセンスないのかも…
こんなふうに悩んでいる人は、結構多いです。
でも大丈夫。
今、数的処理が解けないとしても、勉強の仕方を工夫すれば本番では絶対解けるようになります。
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僕自身も数的処理が大の苦手で、受験生のときは模試で足を引っ張りまくりでした。
いわゆる「数的処理が絶望的にセンスのない人」です。
それでも勉強法を工夫することで、本番では合格点を取ることができました。
この記事では
- なぜ数的処理ができないのか(原因)
- 苦手な人でも合格するための勉強法
- 初見で解けるようになる練習法
などを解説していきます。
苦手な人に寄り添ってアドバイスしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
数的処理が初見で解けないのは普通です


数的処理を勉強していると、初見の問題で手が止まることって多いですよね。



意味不明すぎて全然わからない…



自分って頭悪いのかも…
僕も受験生のときに、まさに同じことを感じていました。
でもぶっちゃけ、数的処理が初見で解けないのは普通です。
最初からスラスラ解ける人の方が少数派で、基本解けない人のほうが多いです。
これはセンスがないからではなく、ただ単にパターンにまだ慣れていないだけであって、
同じような問題を何度か解いていると「あ、この型は前にやったやつだな」と気づける瞬間がくるので。
だから「初見で解けない=才能がない」と思う必要はまったくありません。
数的処理を勉強しても伸びない人の共通点


ここで次の悩みが出てきます。
「いやいや、勉強はしてるのに全然できるようにならないんだけど?」
これ、僕もずっとハマってました。
勉強はしているのに一向に伸びないんですね。
これはなぜか?という話ですが、多くの受験生が陥る共通点があります。
1.量だけこなして安心している
数的処理は「解けば解くほどできるようになる」と思いがちですが、そんなことは全然ないです。
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僕も最初の半年間は、ただ漠然と問題を解いていましたが、一向にできるようになりませんでした。
数的処理は、センスのある人なら量をこなすだけで伸びますが、苦手な人は正しい方法で勉強しないと意味がないんです。
2.解法パターンを覚えていない
数的処理は数学のようにゼロから考える科目ではありません。
もちろんゼロから考えて解ける人もいるんですけど、苦手な人は無理ゲーです。
大事なのは「この問題はこのパターンで解く」という型を覚えること。
知っていたら解けるし、知らなければ解けません。
つまり、数的処理といえども暗記科目としての側面が強いんです。



「その場で解く」発想のままだと、いつまでも伸びないことを理解してください!
3.復習を軽視している
一度解けた問題を放置してしまうのも大きなミスです。
本番で必要なのは「問題を見た瞬間に、解法がパッと浮かぶ状態」。
だから同じ問題でも、解法を瞬時に思い出せるまで何度も繰り返すことが重要。



「参考書は最低3周する」という勉強のセオリーは、数的処理においても同じですよ!
苦手でも合格できる!数的処理との向き合い方


次は、「苦手な人が数的処理にどう向き合えばいいか」を解説します。
苦手な人なりのマインドセットを持っておくと勉強の安心感につながります。
本番で半分解ければ合格ラインに届く
多くの公務員試験では、数的処理を満点近く取る必要はありません。
苦手な人は、本番で半分(5割)くらい取れれば十分です。
(マークシートの運で正解してる可能性もあるから実質半分解けてなくてもオーケー)



半分で大丈夫なの?
と思うかもしれませんが、他の科目でカバーできれば全然大丈夫です。



僕自身も数的処理は得意科目にはできませんでしたが、半分は取れて、あとは他の科目でカバーして合格しました。
数的処理は配点が高いため、苦手だと「合格に不利では…」と不安になるかもしれません。
ですが、実際には同じように苦手な受験生も多いので、そこまで心配しなくて大丈夫ですよ。



少し行けそうな目標に思えたのではないでしょうか!
6割は基礎問題 → 「落とさない」ことが最優先
実際の出題の6割前後は、基礎的な問題です。
つまり「誰でも解ける問題」を落とさなければ、合格点は狙えます。
逆に、難問やひねった問題に時間をかけすぎるのはNG。
「みんなが解ける問題を確実に取る」ことを意識する方が、合格への近道です。
苦手な人のポイントとしては、「数的処理を攻めの科目にする必要はない」ということ。
苦手な人にとっては 守りの科目で十分なんです。



このマインドセットを持ったうえで、勉強してもらえたらと思います!
苦手な人でも数的処理が初見で解けるようになる勉強法


では実際に、どうやって勉強すればいいのか?
ここからは具体的な方法を解説します。
問題集は「解法パターン暗記用」として使う
数的処理の勉強法で一番大事なのは、問題集を“暗記用”として使うことです。
多くの人は「考えて解く練習」をしようとしますが、苦手な人にそれは無理ゲーです。
大事なのは「見た瞬間に、この問題はこの解き方だ」と判断できる状態を作ること。



そのために問題集は“センスを磨く道具”ではなく、解法パターンを頭に叩き込むための道具だと割り切ってください。
憲法の勉強なら、条文や判例の知識を暗記しますよね?
数的処理もそれと同じ。
「この問題の型には、この解法を当てはめる」
つまり、問題と解法を“知識”として頭にストックしていく作業なんですね。



苦手な人は暗記科目だと割り切って解法パターンを覚えまくりましょう!
瞬時に解法が思い出せるまで復習を繰り返す
「一度解けたから大丈夫」と思って復習をサボるのはNG。
本番で必要なのは「問題を見て一瞬で解法が浮かぶ状態」です。
なので復習は徹底的にやりましょう。
目安は、解法を考える時間がほぼゼロになるまで繰り返すこと。



僕自身、同じ問題を3回どころか5回以上やりました。
ここまで徹底して復習すれば、たとえ本番に初見の問題が出たとしても、参考書でやった問題と似ていることを理解して、同じ解法パターンで解くことができます。
応用問題より基礎の徹底を優先
数的処理が苦手な人は、応用問題は後回しでオーケー。
基礎問題を徹底して練習しましょう。
なぜなら、本番では基礎問題を落とさず取ることの方が何倍も大事だから。
参考書で、基礎問題が30問、応用問題が20問あるとすれば、まずは基礎の30問だけやれば良いです。
実際、基礎問題を完璧に仕上げるのも時間がかかりますし、ラクってわけでもないので。



まずは土台作りが超大切です!
数的処理ができない人におすすめの参考書





数的処理の勉強法はわかったけど、じゃあ、どの参考書を使えばいいの?
結論から言うと、基本は今使っている参考書で十分です。
なぜなら、参考書を変えるよりも「同じ本を何周もして、解法パターンを覚える」方が大事だからですね。
とはいえ「これから始めたい」「今の参考書が合わない」と感じる人向けに、定番の一冊を紹介しておきます。




著者の畑中敦子さんは、数的処理の有名講師ですごく解説がわかりやすいです。
とりあえず参考書はこの人を買っとけば間違いないかなと。
パターンを理解するにはピッタリの一冊。
問題集は、定番のスーパー過去問ゼミがオススメ。(下記は数的推理)
もし、これでも解法がわかりにくいという人は、映像授業を活用すると良いと思いますね。
最後に:数的処理ができない人でも初見で解けるようになる!


ここまでをまとめると
- 数的処理が初見で解けないのは普通のこと
- 勉強しても伸びない人の共通点は「量だけ解く」「パターンを覚えていない」「復習不足」
- 苦手な人は半分取れればOK、基礎の徹底が大切
- 問題集は暗記用として使い、解法パターンを徹底して繰り返す
大事なのは「センスがないから無理」と諦めないことです。
僕自身も数的処理が大の苦手でしたが、本番では足を引っ張らないレベルまで持っていけました。
まずは今日から、同じ問題を繰り返して“解法が即答できる状態”を作ってみてください。
それだけで、初見の問題に出会ったときでも「既視感でなんとかなる」という手応えが得られるはずです。
合格目指して頑張ってください!
以上になります。



最後まで読んでくれてありがとうございました!
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